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グリーンボンド(ぐりーんぼんど)

解説

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空気や水・土の汚染除去、温室効果ガス排出量削減、エネルギー効率改善、再生可能エネルギー事業など、環境問題の解決に資する事業に使途を限定して資金調達する債券のこと。発行体は、国際機関、中央政府、地方政府、金融機関、事業会社などさまざまで、投資家や社会に対して、自らの環境問題への取り組み姿勢をアピールすることができます。

ひとくちメモ

2008年に世界銀行グループの国際復興開発銀行(IBRD)が「グリーンボンド」という名称で債券を発行したのが始まりです。グリーンボンド市場の拡大に伴い、欧州を中心に世界約60カ国470の金融機関が加盟する国際団体である国際資本市場協会(ICMA)が、業界の自主ガイドラインとして「グリーンボンド原則(GBP:Green Bond Principles)」を作成しており、14年の初版以来、何度か改訂されています。

情報提供:株式会社時事通信社