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【キーワード No.247】G7「財務相・中央銀行総裁会議」②(グローバル)

平成22年2月9日

1.G7「財務相・中央銀行総裁会議」とは?

 「G7」はGroup of Sevenの略称で、「米国・カナダ・日本・イギリス・ドイツ・フランス・イタリア」の主要先進7カ国を指します。この7カ国の財務相・中央銀行総裁が、世界経済や金融市場、為替市場の動向などについて話し合う会議が、G7「財務相・中央銀行総裁会議」です。

2.最近の動向

 カナダで開かれたG7「財務相・中央銀行総裁会議」は6日午後(日本時間7日未明)、2日間の日程を終え閉幕しました。
 カナダのフレアティ財務相は終了後の共同記者会見で議長総括を行い、「世界経済の確固たる回復基調はまだ見えない」として、景気刺激策を続けることの必要性を強調しました。
 これまでの「G7」では、非常時の対策を平常時のものに戻す「出口戦略」について、時期尚早との見解を示していましたが、今回の「G7」では悪化しつつある各国の財政状況に配慮し、財政健全化へのシナリオも検討する必要があるといった方向性を打ち出しました。
 フレアティ財務相は総括のなかで、中国など新興国の台頭で存在感が低下している「G7」のあり方に触れ、率直で自由な意見交換を重視した今回の形式を評価しました。また同氏は「G7」が今後も「経済危機の初動対応で重要な役割を果たす」と語り、次回の会議は例年通り4月にワシントンで開催することを発表しました。

3.今後の展開

 今回の会議では、改めて「G7」に出席する主要先進国だけでは解決が難しい問題が増えていることが浮き彫りとなりました。初めて「G7」に参加した日本の菅直人財務相も、ギリシャの財政赤字が契機となった欧州の財政問題や、中国人民元の為替水準についてなど、「G7」に出席していない国々に関するテーマが大きく取り上げられた事実を報告しています。
 また今回は、従来「G7」会議後に発表されていた共同声明文について、調整に時間がかかるとして発表が見送られるなど、これまでとは異なる柔軟な対応が取られています。今回の「G7」では、会議の一部内容を非公式としたことで、参加国の間で、活発な意見交換が行われたことも指摘されています。
 このような流れのなか、今後は「G20」などの新興国を交えた国際会議の重要性がますます高まっていくことが予想されます。

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