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マーケットレポート

MARKET REPORT

豪州の金融政策は引き続き据え置き(2017年4月)
景気の拡大、物価の安定等から豪ドルは底堅い展開へ【デイリー】

2017年04月04日

【ポイント1】政策金利は据え置き

市場予想通り1.50%に決定


■ 豪州準備銀行(RBA)は4月4日に開催した金融政策決定会合で、政策金利を1.50%に据え置くことを決定しました。7会合連続の据え置きです。ブルームバーグ社の集計によれば、対象29名のエコノミスト全員が据え置きを予想していました。

【ポイント2】当面は現状維持の見通し

景気は堅調に拡大、物価は安定

■景気については、「緩やかな拡大」との評価を維持しました。労働市場には、失業率の小幅な上昇など一部に鈍化の徴候が見られるものの、雇用関連の先行指標の動きを見る限り、改善の基調に変化はないとの判断を下しています。


■一方、インフレの基調は、依然として低い水準に止まっています。今後も、労働コストの抑制等により低い水準での落ち着いた推移となる見込みです。


■先行きの金融政策についての言及は今回も特にありませんでしたが、低金利に支えられ国内景気の堅調な推移が見込まれる一方、インフレが低い水準で安定していること等から、今後も政策のスタンスは中立維持の可能性が高いと考えられます。

【今後の展開】豪州通貨は底堅い展開へ

■4月4日の豪ドルの対円相場は、下落しました。RBAによる政策金利据え置きの決定は市場の予想通りでしたが、前日に発表された2月の豪州小売売上高が市場予想に反して前月比0.1%の減少となったこと、日経平均株価の下落に伴い危険回避の円買いの動きが強まったこと等によるものです。

■今後については、①豪州の経済・国際収支が改善基調にある、②RBAによる金融政策の中立維持が見込まれる、③資源価格が持ち直している等を背景に、豪ドルの対円相場は底堅く推移すると予想されます。豪州の利回り水準は相対的に高く、豪ドル資産は投資対象として魅力が大きいと考えられます。

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