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運用あれこれ「72の法則」 運用あれこれ「72の法則」

一口に資産運用といっても、さまざまな金融商品が存在します。日本株市場や不動産価格が右肩上がりに急上昇していた1980年代後半、いわゆるバブル時代には、預貯金の金利が7%を超えていました。ちなみに、金利7%といえば、約10年で元本が2倍に増える計算になります。一方、現在の預貯金金利は0.01%程度(※1)。この金利で元本を2倍にしようとすれば、実に7200年が必要となります。

金融業界には、「72の法則」という計算式があり、これを覚えておけば、何%の運用をすれば、何年で元本が2倍になるのかを簡単に計算することができます。計算式は以下の通りです。

金利(%) × 年数(年) = 72

たとえば、前述したようにバブル時代の金利は7%でした。これを「72の法則」に当てはめてみましょう。

7% × ?年 = 72

?年 = 72 ÷ 7%

?年 = 約10.3年

一方、現在は超低金利時代が続いています。加えて、2016年1月には、日銀が金融政策決定会合で「マイナス金利の導入」を決定しました。これにより、当面は預貯金の金利上昇は期待できなくなりました。つまり、資産を増やすためには、ある程度、リスクを取って運用する金融商品を選ぶ必要があるわけです。詳しくは、「黒帯編その弐」で説明しますが、リスクとリターンは表裏一体。リスクが低ければリターンも低く、逆に高ければ、運用が上手くいった場合のリターンも期待できることになります。柔道にたとえると、安全にコツコツとポイントを稼ぐのか、リスクをとって「技あり」や「1本」を狙いにいくのかといったところでしょうか。

ちなみに、元本が保証されている金融商品の中で最も有利といわれているのが「個人向け国債」です。国債は国の借金ですので、原則、日本国が破綻しない限り、元本は保証されます。金利は税引き前で0.05%程度(2016年2月現在)。最低1万円から1万円単位で購入できます。ただし、前述した「72の法則」に当てはめてもわかるように、個人向け国債だけではなかなか資産を増やすことはできません。

※1.金利は三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行のホームページより。2016年3月2日現在。

用語集
用語集
【預貯金金利】
銀行や信用金庫などに預けたお金は預金、一方で、ゆうちょ銀行やJAバンクに預けたお金は貯金と呼ばれる。両者とも、預け入れた金融機関に万が一のことがあった場合には、預金保険制度または貯金保険制度によって、ひとつの金融機関につき、元本1,000万円とその利息が保護される。
【金融政策決定会合】
日銀(日本銀行)の最高意思決定機関である政策委員会よって開かれる「金融政策の運営に関する事項を審議・決定」する会合のこと。昨今話題の「金融緩和」や「マイナス金利導入」なども、この会合で決定された。
【マイナス金利】
マイナス金利は、2016年1月の金融政策決定会合で導入された、わが国初の金融政策。日銀が導入を決めた今回のマイナス金利は、「民間銀行が日銀に預ける資金の一部に0.1%の利払いを課すもの。個人の預貯金の金利がマイナスになることはないが、これにより、当面は金利上昇の期待はできない。
【個人向け国債】
国債は国が発行する債券で、そのうち個人向け国債は、原則として個人だけが保有できる金融商品。1万円単位で始められ、中途解約も可能(1年経過後)。「変動10年」「固定5年」「固定3年」の3種類があり、それぞれ商品性も異なる。原則、日本国が破綻しない限り、元本は保証される。

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