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リスクとリターン、リスクを抑えるには リスクとリターン、リスクを抑えるには

資産を運用するためには、金融商品などに投資する必要があります。世の中には星の数ほど金融商品があり、さまざまなリスクとリターンが存在します。ですが、基本的には「リスクとリターン」は表裏一体。つまり、「ローリスク・ハイリターン」といった商品は存在しないと考えるべきです。前述した個人向け国債や預貯金などの元本保証商品を除いて、たとえば年率10%のリターンを狙うのであれば、それに応じたリスクは覚悟しておく必要があります。一方で、複数の金融商品を組み合わせたり、投資金額や投資期間に変化を持たせることである程度リスクを抑えることが可能です。それが、「分散投資」「積立投資」「長期投資」と呼ばれるものです。

分散投資とは、文字通り、複数のものに分散して投資を行うものです。投資の世界では、「ひとつのかごに卵を入れるな」という格言があります。卵をひとつのかごに入れると、そのかごを落としたときにすべての卵が割れてしまいますよね。そのリスクを回避するために、複数のかごを利用することをすすめるものです。たとえば、株式投資などでひとつの銘柄に集中して投資した場合、その企業に万が一のことが起こった場合には、最悪、資産がすべてなくなってしまう可能性もあります。ですから、株式に投資する場合でも、複数の銘柄に分散して投資するとか、株式以外の金融商品にも資産を分散する必要があるわけです。「黒帯編その参」で説明しますが、投資信託(投信)と呼ばれる金融商品などは、分散投資が効いている代表的な金融商品です。

一方、「積立投資」は、「ドルコスト平均法」や「定額購入法」ともいわれる投資手法です。同じ金融商品に投資する場合でも、一度にすべてを投入するのではなく、何回かに振り分けて投資することでリスクを抑え、安定した収益を狙います。たとえば、株式で毎月定額を積み立てていく場合で考えてみましょう。株価が安いときにはたくさんの株式を購入できる一方で、株価が高い時にはその分、購入株数も減るため、結果的に取得単価が平均化されます。購入単価を平均化するため株価の高値掴みを避けることができますが、株価の下落がいつまでも続くような銘柄では、損失が拡大してしまうことになります。ですから、投資した銘柄の値動きは定期的にチェックしたほうがいいでしょう。

将来有望な会社や金融商品に投資をし、その成長の恩恵を長期に渡って享受しようというのが長期投資の基本的な考え方です。たとえば、株式投資の世界では、いくら有望な企業でも日本経済の状況や海外株式市場の値動きに左右されることがたびたびあります。そこで、日々の値動きにはある程度目をつぶって、最終的(長期的)に資産を大きく増やすことを目指そうというわけです。金融商品を頻繁に売買すると手数料などのコストも余分にかかりますが、長期投資ならその心配もありません。

用語集
用語集
【株式投資】
株式は企業が発行する株券のこと。東京証券取引所などに上場している企業の株は、証券会社を通して売買することができる。購入した株式は、買ったときの株価よりも高い値段で売却すれば、その差額が利益となる。一方、株主になることで、配当や株主優待などを受け取ることができる。
【購入株数】
株式投資では、企業によって株式の最低売買単位(単元株)が決まっている。たとえば、株価500円の銘柄で最低売買単位が100株なら、投資金額は最低でも5万円が必要ということ。買うときも売るときもこの単位での取引となる。
【海外株式市場】
先進主要国はもちろん、アジアや南米などの新興国にも株式市場は存在する。特に日本の株式市場は、米国や欧州、中国の株式市場の影響を受けやすい傾向にある。たとえ、自分が投資した企業の業績がよくても海外市場が暴落したような場合には、株安に見舞われることもめずらしくない。
【手数料】
株式などの金融商品に投資する場合には、原則、売買手数料などのコストが発生する。売買手数料はその商品を扱う金融機関(証券会社など)によって異なる。なお、株式投資の場合には、売りと買いの両方で手数料が発生する。

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