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アジア欧州会議(あじあおうしゅうかいぎ)

解説

関連カテゴリ: 経済

アジアと欧州の協力関係強化を目指して1996年に始まった会合。英語表記「Asia-Europe Meeting」の略で「ASEM」ともいい、「アジア欧州会合」と呼ぶ場合もあります。政治、経済、社会・文化等を3つの柱としてさまざまな活動を行っており、経済・金融分野について議論する財務相会合は97年からほぼ2年に1回開かれています。

ひとくちメモ

メンバーは53カ国・機関。アジア側が日本、中国、韓国、インド、東南アジア諸国連合(ASEAN)の10カ国など計21カ国と1機関(ASEAN事務局)。ロシア、豪州、ニュージーランドがアジア側として加わっています。欧州側は欧州連合(EU)加盟27カ国と英国、スイス、ノルウェーを合わせた30カ国と1機関(欧州連合)。国際会議では珍しく、米国が参加していません。

情報提供:株式会社時事通信社