マイナス金利(政策)
(まいなすきんり(せいさく))

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民間の金融機関が中央銀行に預けている当座預金の金利をマイナスにすること。「準備預金制度」に基づき、金融機関は他行との取引の決済をスムーズにするため、中央銀行の当座預金口座に一定の準備預金を預け入れることが決められています。この準備預金の最低金額を超えて中央銀行に預けている預金を超過準備と呼び、超過準備に付く金利をマイナスにする政策です。マイナス金利だと、通常なら支払われる利息をいわば手数料として逆に徴収されることになります。金融機関は中央銀行の口座に資金を置いておくと損をするため、融資や投資に回そうとする動機が働き、実体経済にプラスに作用するとみられているほか、外国為替市場では金利収益の面から運用上の魅力が薄れ、通貨安効果が期待できるとされています。

欧州では近年、デンマーク中銀が2012年7月に本格導入。主要中銀では欧州中央銀行(ECB)が14年6月に導入しました。スウェーデンでは15年2月から主要な政策金利をマイナスにしましたが、09~10年にも下限金利がマイナスに突入したことがあります。

情報提供:株式会社時事通信社

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