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先週のマーケットの振り返り(2019/11/18-11/22)

2019年11月25日

1. 先週の市場動向

(出所)FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友DSアセットマネジメント作成

先週の市場の振り返り

<株式>
世界の株式市場は高安まちまちとなりました。米国株式市場では、週初にNYダウが史上最高値を更新しましたが、その後米中の「第1段階」の合意文書への署名が来年にずれ込むと報道されたことなどから反落し、週間で0.46%下落しました。日本株式市場は米中通商協議に対する先行き不透明感が高まったことや、米議会が香港での人権尊重や民主主義の確立を支援する「香港人権・民主主義法案」を可決したことからやや軟調な展開となりました。日経平均株価は0.82%下落しました。欧州株式市場では、ドイツDAX指数が0.59%下落した一方で、ポンドが弱含んだことなどからFTSE100指数は反発し、0.33%上昇しました。中国株式市場では、米議会の「香港人権・民主主義法案」可決による米中対立への警戒感から上海総合指数が0.21%下落しました。一方、香港ハンセン指数は中国当局の金融緩和期待が支えとなり、1.02%上昇しました。

<リート>
グローバル・リートは、米株式市場が反落したことなどから0.52%下落しました。

<債券>
投資家のリスク選好姿勢が後退したことから、主要国の長期金利はやや低下しました。米国の10年国債利回りは0.060%低下しました。日本、ドイツ、英国の10年国債利回りも小幅に低下しました。

<為替>
米中通商協議に対する不透明感や米長期金利の低下などを背景に、円は対米ドルで、0.13%と小幅ながら上昇しました。対ユーロでも0.31%上昇しました。

<商品>
原油価格は、石油輸出国機構(OPEC)の減産延長報道が好感された一方、利食い売りもあり小幅高でした。

2.先週のアジア・オセアニア株式・リート市場

3. 先週のメキシコペソ市場

4. 先週のブラジルレアル市場

5. 今週の主な注目材料

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。

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