ホームマーケット週次・月次市場情報先週のマーケットの振り返り(2020/4/6-4/10)

先週のマーケットの振り返り(2020/4/6-4/10)

2020年4月13日

1. 先週の市場動向

先週の市場の振り返り

<株式>
世界の株式市場は、欧米で新型コロナウイルスのピークアウト期待が高まったことや各国の積極的な金融政策や財政政策を背景に大幅に上昇しました。米国株式市場では、新型コロナウイルスの感染者数や死亡者数の増加ペースが鈍化し、ピークアウト期待が高まるなか、米連邦準備制度理事会(FRB)が低格付け社債の直接購入を含む2.3兆米ドルの流動性供給計画を示したことが好感されました。NYダウは、週間では12.67%上昇しました。日本株式市場は、世界的な株高や国内では7都府県に緊急事態宣言が発令され、感染拡大に歯止めがかかるとの期待が高まり、上昇しました。日経平均株価の週間上昇率は9.42%となりました。欧州株式市場では、新型コロナウイルスの感染者数や死亡者数の増加ペースの鈍化などを好感して上昇しました。DAX指数は10.91%、FTSE100指数は7.89%上昇しました。中国株式市場では、上海総合指数は1.18%、香港ハンセン指数は4.58%上昇しました。

<リート>
グローバル・リートは世界的な株価上昇の影響を受けて19.81%上昇しました。

<債券>
米国の10年国債利回りは新型ウイルス感染のピークアウト期待が高まったことなどを受けて週間で0.124%上昇しました。日本、ドイツの長期金利は上昇しました。英国の10年国債利回りはほぼ横ばいとなりました。

<為替>
円相場は対米ドルでは、ほぼ横ばいとなりました。対ユーロでは、米FRBが2.3兆米ドルの流動性供給を発表した事と、ユーロ圏財務相間で5,400億ユーロの経済対策に合意したことを受けて、1.23%下落しました。

<商品>
原油価格は、サウジなど産油国間の原油減産合意が1,000万バレルにとどまったことから19.69%下落しました。

2.先週のアジア・オセアニア株式・リート市場

3. 先週のメキシコペソ市場

4. 先週のブラジルレアル市場

5. 今週の主な注目材料

※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。 

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